制汗剤は安全か?

制汗剤のオドレミンがネットや通販や薬局で品切れ状態だそうだ。

汗止め薬もいろいろと用いられています。これは体の機能,この場合には発汗機能に作用するものであり,正規の医薬品とみなされています。この薬は数時間作用し,発汗量を五割も減らします。

普通,こうした汗止め薬の有効成分は,塩化アルミニウム,塩酸ヒドロオキシアルミニウムなど,ある種のアルミニウム塩類です。こうした汗止め薬について,ルイス・S・グッドマン,アルフレッド・ギルマン共編の「病気治療の薬理的原理」(第四版)にこう記されています。「アルミニウム塩類は,感性の強い人に対してはアレルギー反応を起こすことが知られている。汗止め薬が作用するしくみは完全には知られていない。一般に一致を見ているのは,これらの作用薬がアストリンゼン[組織を収束させる特性のあるもの]であり,この作用が皮膚腺の分泌機能低下と大きく関係しているという点である」。

この本はまた,におい止めに含まれる成分で,皮膚のバクテリアの数を減らすために用いられているものが,アレルギー反応を起こさせる場合のあることをも述べています。したがって,におい止めや汗止めを使って皮膚のかぶれる人がいるなら,刺激性の少ない他の調剤を試してみることもできます。そうした調剤を使用する前にはいつでも,その部分をまず洗うべきです。洗わないで他の薬を重ねて用いると,かぶれをいっそう重くするかもしれないからです。
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